雇用統計を受けて

今週の為替相場(FX)では特に目ぼしい経済指標の発表も無い。注目は欧州債務問題への懸念が再び再燃するかどうか。市場の一部では米雇用統計を通過したことにより、再び欧州財務問題が市場の焦点になるとの見方も出ていた。ユンケル・ユーログループ議長やイタリア財務相から欧州共同債券の発行が提案されているが、オランダやドイツは消極的。本日はユーロ圏財務相会合も開催される予定で、欧州債務問題とともに、欧州共同債券発行の行方も注目される。

ユーロ円の為替相場予想

先週はトリシェECB総裁が国債買い入れ継続を明言したことから欧州高債務国の信用不安が後退。米国雇用統計が大幅に下振れしたこともあり、1.34台、111円台まで反発した。先週の地合を引き継ぎ、目先はドル売り・ユーロ買いの流れが継続する可能性が高いが、ECBの国債買い入れでPIIGSの信用不安が解消するわけではなく、ユーロの下値リスクは払拭できない。米国債利回りが3%を回復している一方で、ECBが無制限の資金供給を3月まで延長し、出口戦略を先送りしたことで、金利面からもユーロの優位性は低下する。慎重スタンスを維持するべきだろう。

 

 

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