雇用統計を受けて

今週の為替相場(FX)では特に目ぼしい経済指標の発表も無い。注目は欧州債務問題への懸念が再び再燃するかどうか。市場の一部では米雇用統計を通過したことにより、再び欧州財務問題が市場の焦点になるとの見方も出ていた。ユンケル・ユーログループ議長やイタリア財務相から欧州共同債券の発行が提案されているが、オランダやドイツは消極的。本日はユーロ圏財務相会合も開催される予定で、欧州債務問題とともに、欧州共同債券発行の行方も注目される。

NZドル円の為替相場予想に関して

朝鮮半島の地政学リスクの話題も下火となり、欧州の信用不安拡大にも歯止めがかかったことから、対ドルは0.76台へ上昇し、対円も63円台で底堅い動きとなった。今週も株高・コモディティ高を背景としたリスク選好の流れやキャリートレード志向から、下値を切り上げる展開が予想される。ただしRBNZは木曜日の理事会で政策金利を3.0%に据え置く見通しで、声明は前回の「金利はある時点で引き上げる必要がある」からトーンダウンされる可能性があり注意を要する。